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結婚指輪に使われる素材として、日本人に一番人気のプラチナ。人気の理由には、それが持つ希少性と強度・耐久性がありました。
プラチナの希少性
プラチナは、地球に飛来した隕石によってもたらされたと言われています。ほとんどが南アフリカの鉱山から発掘されていますが、産出される量は、地面を1トン掘り起こして0.001gほど。
なお、白金と呼ばれており、金と間違えられることがありますが、プラチナは「プラチナチケット」「プラチナ会員」など貴重なものに例えられることもあるレアメタルの中でも特に希少な金属なんですよ。
プラチナの強度と耐久性
シルバーやホワイトゴールドなど、銀色をした金属はプラチナ以外にもありますが、その強度と耐久性は群を抜いています。
例えば、溶けにくさ。シルバーの融点(液体になる温度)は961℃、ゴールドは約1063℃、プラチナは1768℃と大きな差があります。密度もシルバーの10.49g/cm3に比べて21.45g/cm3と高いのが特徴で、重量があり、摩擦や熱によってキズつくことが少ない金属なんです。
また、酸、アルカリなどにも強いのが特徴で、汗や温泉などで変色・変質することも少ないんです。シルバーやゴールドなどは塩素漂白剤などの成分に対して酸化(サビ)などを起こしますが、プラチナは一切変化しません。
指輪としてのプラチナ
COSTANTE-コスタンテ-animo-アニーモ by Sirena Azzurro
ここまで紹介してきたような希少性や強度・耐久性から婚約・結婚指輪の素材として人気を誇るプラチナですが、それ自体が持つイメージにも愛される理由があります。プラチナはホワイトゴールドやシルバーに比べて、輝きが強くありシャープな印象を与えます。シンプルで飽きがこないので、ここからも日常使いに適している素材といえるでしょう。
白金とも呼ばれるように、プラチナの色が純白なイメージのある結婚に適しているのも愛される理由のひとつ。プラチナの持つ何ものにも侵されない輝きが、永遠の愛の象徴としてふさわしいんですね。
さらに、プラチナは金属アレルギーを起こしにくいという特徴も。人気の素材だからという理由だけでなく、希少性や強度・耐久性、その輝きからプラチナを選べば、ますます愛着の湧く指輪になるはずです。